2015-01-01から1年間の記事一覧

めも

今年1年は物入りな年であった。子の海外旅行代に、塾代と予想を超える出費があった。この調子で、生活できないのは自明なので、好きなワインや、ビールも控えるようにした。 食費での節約というのは、難しい。徹底して節約すれば全部止めればいいのだが、そ…

時間を大切に過ごす。

今年も残すところ少し、あと会社に行くのも何日とカウントダウンに入っている。毎年、この頃の寒くなる感じと、年も終わりという感じが好きだ。正月になっても何をするわけでもないのだが、時間が多くできるので読書もできるし、まあ無駄に時間を過ごすとい…

最近のお気に入り

最近のお気に入りが、ブルックナーの交響曲第3番だ。去年に買って、2回聴いてみたが、旋律が分からず、その後は聴くこともなかったのだが、最近、ふと聴いてみると面白いことが分かって、何度も聴いている。 この曲は、旋律というよりも、即興性を楽しむか…

めも

今日は、ヴァントのブラームス第4番を聴いている。昨年末に買って一度か二度聴いただけだと思う。ブラームスは、カラヤンが好みだったのだが、北ドイツフィルの柔らかな音色も良いと思う。 クラシックを聴いていると、次々といわゆる名盤というものが目につ…

めも

国家公務員の給料が上がるとニュースがあった。とたんに、批判的なコメントが多く、ニュースに続いている。公務員は、労働者に過ぎないので、資本家から見て給料が上がるのは望ましいことではない。波及的に民間労働者も給料を上げざるを得ない状況になるか…

実在というもの

神は何故、悪を作ったか。キリスト教に関する本を読むと、よく出てくる話題なのだが、満足な答えはないように思う。一説は、神が存在する時には悪が存在していた。だから悪は神に起因しない。もう一説では、神は全能だから悪は神が作った。前者は、神が全能…

久しぶりのCDを聴く

20年ぶりにカラヤンのベートーベンの交響曲第4番を聴いた。昔に数回聴いて、そのままにとなっていたのだが、ふと目についたので聴いてみた。 20年以上前に買ったのだが、今でも楽しめるのが面白い。古いや新しいというのが、ほぼない。古くても、見劣り…

人生の意味

人生の意味が、行為の後についてくる。行為は一つ一つに意味があり、行為の後に意味が付与される。付与される意味は、人が付けるものだ。この意味では、一つの物語がなされることになる。分かりにくければ、解釈がくだされ、それが言葉になる。意味は人がつ…

意味と目的

今日、電車でハンナ・アーレントを読んでいたのだが、彼女の指摘に意味と目的の同一視ということがあった。 意味は、行為の意味であり、意味は行為の後に生じる。そのことは、目的と同じではない。何らかの目的のために行為をしているという理解は、あらゆる…

フォカッチャの準備中

今、フォカッチャ(イタリア風のピザの具のないようなパン)を準備している。休みの昼は、よくピザかフォカッチャを自分で焼いて食べる。 フォカッチャとピザの生地は、うちでは共用、薄く延ばして焼けば、ピザ、パンのように焼けばフォカッチャになる。 焼…

買い物の感想

ブルックナーの第8番、ヴァント指揮北ドイツ放送響のSACD(今年の10月に出たやつ)を買った。ベルリンやミュンヘンフィルも所有しているのだが、今のお気に入りになっている。従前の北ドイツ放送響の8番も持っているのだが、録音はこちらの方がだい…

勤労感謝について

仕事をしていると、一日が長い。朝でかけて、夕方に帰る。私の仕事自体は、私には個人的な興味がない。 一生の仕事をやっているひとがうらやましい時がある。そういう仕事についている人は、非正規雇用が4割を超える社会になった現在では、そうそういないの…

年末の第九のチケット購入

今日、年末の第九のチケットを購入した。妻と上の子と私の3人分だ。下の子は高校生で、年末色々あるので行かないそうだ。去年もそうだった。 クラシックのコンサートは、私の他は第九以外は家族は行かない。けど、第九は好きなようだ。何か年末の雰囲気に、…

めも

最近、体調が良くない。体がだるいのと、腰が痛い。もうそれなりに齢なんだと思う。 家の前に畑があるのだが、そこも宅地になり家が建つ。もう数ヶ月で新しい住人が住んでいることだろう。できれば、畑のままが良かったが、時の変化は仕方がない。何もかもが…

シンクロ(水泳じゃないよ。)

子 今、ママとシンクロしてる。 父 シンクロって、考えると難しい概念だな。シンクロしているのは、偶然なのか、必然なのか。二人が同時に湯呑みを右手に持って首をかしげた訳だが、単に偶然にそうなったのか、何らかの必然性を持ってそうなったのか。必然な…

メモ

今、昼ごはんを製作中、ジャガイモのローストに、玉ねぎのロースト、どちらもローズマリーに、タイムの風味をつけている。オーブンでこんがり焼き上げれば、それだけで美味しい。 そこに、近所のパンやのカンパーニュにバター、チーズ、蜂蜜をつけて一緒に食…

最近の興味

新約聖書を読むと、ユダがイエスを裏切る場面がある。最後の晩餐のところなのだが、イエスは使徒の1人が裏切ることを見抜いている。そして、そのような者は生まれなかった方がよかったと、言う。キリスト教を信じていない者にとっては、生まれなかった方が…

めも

「全体主義の起源」の3巻をやっと読み終えた。ヤスパースの勧めに従い3巻から読み始め、1巻、2巻を読了したのだが、細部までは分からないところがある。ナチスドイツについては、ある程度を知識を得てから読み始めたのだが、第1次世界大戦前後の歴史や…

めも

連休に入ってP・K・ディックの「高い城の男」を読み上げた。書店で手にとって面白そうだから買ったのだが、ディックらしい内容。ナチスと日本が戦争に勝った世界を書きあげているのだが、割合、日本に好意的に書かれている。 日本が戦争に勝っていたら、日…

共同幻想

最近は、、暗くなるのが早くなった。通勤の帰りには、雲が黒くなり、夕日の残りがわずかに見えるくらい。この静かな感じが好きだ。街が暗くなり、人々が帰路につく。 世間では、安保法案が通った。誰も、安倍にそんなことは期待していないにもかかわらず。彼…

悪についてのメモ

悪とは何か、悪が存在するのは何故か。何故、人は悪となるのか。漠然としたテーマだが、最近時々考える。 人がいれば、悪が存在する。このことは確かだろう。人のいないところに悪は存在しない。そういう意味では、悪は人が生み出した。 自然界に悪は存在し…

めも

ハンナ・アーレントの「全体主義の起源」2巻を読んでいるのだが、この人の文章は、センテンスが長くて読みづらい。当時の政治状況、歴史が理解していないと、中々ついていけない。翻訳が古いせいもあって、今はほぼ使わない語彙もかなりの頻度で出てくるの…

金魚

今日、金魚の朱文金を1匹買った。以前も、子がジョニーと名づけた金魚を飼っていたのだが、15歳くらいだろうか、老衰で1年ほど前に亡くなっていた。 金魚は、初めさえ上手く慣れてくれれば長生きするので、一度飼い始めると、10年くらいは止められな…

普遍論争

普遍が存在するか、しないか。以前にも書いたのだが、今日は違った視点で考えてみようと思う。 私が、普段、使っている言葉は存在するだろうか。言葉が存在しなければ、話すことも書くこともできない。ただ、言葉は実在であるかといえば、そうではない。言葉…

小さな体験

最近、休日にすることが多いのが掃除だ。家で気がついたところの汚れを取ってやる。普段の掃除は、嫁さんがしているのだが、どうも四角いところを丸く掃いているので、時々、隅をつつくような掃除が必要なのだ。 何か、一つだけでも家がきれいになると気持ち…

夏休み

今年の夏は、家族の休みが合わない。上の子は9月に旅行、下の子は部活に塾に忙しい。毎年、夏休みは旅行に出かけていたのだが、日も合わない上に、金銭的に余裕もないのであきらめることになった。 残念。 安倍は、景気がよくなったようなことを言っている…

音楽と気晴らし

ボブ・ジェームスのアルバムをユーチューブで聴いている。学生時代にLPで持っていたのだが。 当、時、はそれなりに人気があったのだが、今はどうなのだろうか。 休日にすることもなく、音楽を聴いているのはいいものだ。 人は、何かやることが常に欲しいも…

メモ

ブルックナーの交響曲について 彼が何を考えていたのだろうかと思いながら、聴くことが多い。何か、訴えるところがある、静寂から小さな出来事、それが反響してだんだんと大きな出来事が生じてくる。そして静寂へと帰っていく。 突然に爆発したかのような怒…

社会の豊かさと、共稼ぎ。

子が二人、高校生に大学生を育てるのは経済的にきつい。 贅沢はしないようにしているが、それでも毎食きちんとしたご飯を食べさせてやろうと思うと、食費が結構かかる。 エンゲル係数を調べて見ると、23%程度あった。調べると、日本の平均が、25%だっ…

暑さと忘却

今日は休みをとった。夏になり、なかなかやる気がでない。モチベーションを維持することが難しい。何をするにしろ、はじめはやる気が必要だ。 この暑さの中で、何気にクリシュナムルティの本が目についたので、一部読み直してみた。 クリシュナムルティは私…