2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

無色透明なかっこよさ 2

子が学校の先生の一人をかっこよいというので、写真をみれば、そんなにかっこよくない。キムタクのような男前だと不思議に思わないのだが。その先生をかわいいとさえ言っている。標準的なかわいさはないと思うのだが。 妻が見る台湾ドラマの俳優も、そんなに…

無色透明な犬 1

無色透明な犬、この言葉は、中学生の子の国語の宿題で見つけた。少し面白い。 無色透明な犬ってどんな犬だろう。 柴犬、マルチーズ、シェパードどの犬も無色透明ではない。この犬達は、私がすぐにイメージ出来る犬だ。 名前の分からない羊のようにでかい犬や…

倫理

人を手段ではなく、目的として扱う。言い回しは違うような気もするが、この言葉はカントの言葉だ。小学生や中学生の子供にとって、学校生活でも何が正しく、何が悪いことか悩ましいようだ。その時に、カントのこの考えを話した。 子は子なりに、この言葉が気…

努力と結果

今日、努力は結果に表れるか、否かについて子と話をした。何故こんな話をしているかと言えば、上の子が高校受験をしている。 下の子の意見 努力は結果に表れるのは正解だ。結果が失敗であったとすれば、それに見合った努力をその人がしたに過ぎないからだ。…

進歩主義

自己実現という言葉があるが、この自己実現という言葉には、今の私でない私を「自己」としそれを未来に実現する。また今の私でない「自己」を見つけてそれを目標にすることが含意されている。この言葉も、進歩や成長が前提だ。 本当に、目指すべき「自己」…

「進歩」

私には、どうしても前よりも今の方が進歩すべきだという考えが頭から離れない。進歩してどうなるのか。私が進歩したことが、私が本当に分かるのか。そのことにも確信が持てないにもかかわらず、進歩を目指さないことが何か罪のように感じてしまう。 進化と…