夏休み

   今年の夏は、家族の休みが合わない。上の子は9月に旅行、下の子は部活に塾に忙しい。毎年、夏休みは旅行に出かけていたのだが、日も合わない上に、金銭的に余裕もないのであきらめることになった。
  残念。
  安倍は、景気がよくなったようなことを言っているが、全くそのような実感はない。というか、自分の給与の上昇よりも、はるかに消費税の増税額の方が大きい。
  好景気の実感ができるのは、賃金が消費税増税率以上に上昇した時だが、そのようなことは今後期待できないだろう。
  今日から、そんなところで夏休みをとっているのだが、旅行に行くあてもなくすることもない。これが一番ぜいたくなのだろうと気休めに考える。朝起きて、昼食にワインを飲んで、しばらくしていると夕方になる。夜は、寝るのが早いので、これといったこともしない。
  毎日は、気がつくと過ぎているだが、何をすればいいのだろうか思うことが多い。世の中の人には熱中することがあるのだが、私には困ったことに熱中するものが何もない。何もはじめないから熱中していないのだろうが、これをしようと思うことがない。もちろん金銭的制約があることも一因ではあるが、どうも冷めてしまう性格らしい。
  まあ、なければないで仕方ないのであるが、そうすると世の中を横から眺めるようなスタンスになってしまうのだろう。