2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

存在と時間 読書メモ2

世界の中でいる私、そして世界は私であると考えている私。 前者は、世界内存在である私。世界内存在というとき、その世界は私が理解している。私の立場で見ている世界だ。 世界は私の外には共通するひとつの実体として存在しているように思えるが、実際には…

存在と時間、読書メモ

ハイデガーの存在と時間では、現存在(人間のこと)は、世界内存在だと言っているのだが、これを分かりやすく言うと、現存在(人間(今ここにいる自分のこと))は、「世界の内に居る」と、「私は世界の内にある。」と言っている。 今ここにいる自分が、世界…

命題論理と全然、そして「やばい」

父 やばい、やべーとか言う表現、かなりやばいよね。何が言いたいのか。 子 少し、上から目線が入っている冷笑的な感じがするね。本当に否定の意味で使っている人っているのかな。 父 ルパンが銭型の父っあんに捕まりそうな時、やばいだろ。ほんとは、全然や…

勝手に解釈、論理哲学論(考)

世界は、事実の集まりであり、事実は命題によって表される。 命題とは、○○は××である。という形の表現だが、この表現を積み重ねることによって、事実の表現がなされて、世界が表現される。 命題の存在は、論理的に可能な世界を前提としている。たとえば、ポ…