原発問題

スイスの気象台の放射能拡散予測

ドイツの気象台の予報がなくなって困っていたのですが、スイスの気象台が予測を公表してくれています。 日本で外国の予報をあてにしなくてはならないとは変ですが、気にされる方は利用してください。 私は、風向きを見て、窓を開けっぱなしにするか、洗濯を…

原発事故と食べ物

原発事故からすでに5ヶ月がたった。この事故で私の生活は細かな点で変わった。 食料品は産地を必ず見る。朝に風向きを調べる。芸能ニュースがつまらない。原発関連の情報をチェックする。 そして、気分が重い。 特に、産地が分からないものは食べない。私…

原子力と二重思考

二重思考は、ジョージ・オーウェルの小説「1984」に出てくる概念だ。二つの相反する概念を同時に信じる思考方法であり、プロパガンダの手法、マインドコントロールの成果である。 これだけでは、何のことか分からないので実例を挙げる。 原子力安全・保安院…

物忘れ早やすぎ。

原発再稼動が問題になっているが、日本人の物忘れの早さにあきれてしまった。 今も、福島原発は放射能を撒き散らし、東電も原子力安全委員会、原子力安全保安院もこれを止めることができない。 福島の農産物は放射能に汚染され、放射能に汚染された牛は東京…

世界の変化

見た目に世界が変わった様子はないが、世界に放射能が撒き散らされた後に見る世界は、何故かどんよりとしているように見える。空や雲を見てもきれいだと思うことよりも、この空気の中に放射能が拡散されていると、世界中を小さな粒子が巡っていると思うよう…

希望

コンクリートと鉄できた巨大な箱が爆発し粉砕された。この箱からは文字通りに災厄が飛び出し、日本を、世界中を汚染した。そして、この残骸にも希望が残っていた。 日本のIAEAへの報告に見られるように「地震は大丈夫、津波が悪い。」「津波対策すれば大丈…

風評

風評被害が今問題になっているが、風評被害の最大の犠牲者は福島周辺の子供だと思う。 福島の学校での放射能汚染の基準については、やはり変更をしないということだ。風評被害は事実に反する理解による被害と考えるが、事実としては、確率的に子供が死ぬと…

ニュースピーク

原発事故以来、安全が多く語られているが、この言葉の意味は逆転しつつある。安全を語ることは、危険を語ることである。健康を語ることは、疾病を語ることである。 これまでに安全を語ってきた者は危険をもたらした。安全を語る者に疑問を持たない人は、自…

今日、原発からの風が吹いている。ここ数日間、風の方向と放射性物質の状況を確認することが日課になった。 私が住むところは、福島からは遠く離れている。それでも風の向きには注意をすることにしている。今のところ、これ以上の悪化はないようにも思える…

いつか冷たい雨が

明日から子の新学期が始まる。いつもなら桜が咲きのどかな季節と思うところだが、今年はそれだけではない。この天気もいつまで続くのだろうかと思う。 いつか冷たい雨が降るのではないだろうか、、、、、 福島県の校庭での被爆線量を年20ミリシーベルトまで…

天気予報とコマーシャル

何故、日本でイギリスとドイツの天気予報を見なければいけないのだろう。日本在住の英語圏とドイツ語圏の人は、母国が発表する天気予報を見て行動をし、今日は、不要な外出を控えよう、帽子をかぶろう、マスクをしようと。 ドイツや、イギリスの天気予報で…

基準

安全の基準はどこにあるのだろうか。テレビでは、100ミリシーベルト以下であれば安全というコメントが多い。100ミリシーベルトであれば被爆しても安全であれば、何故、医療関係者の被爆限度はこれより低い数値なのだろう。何故一般人の被爆限度はさらに低い…

再開

しばらく、記事を書いていない。今回の地震と、それに続いた原発事件は衝撃だった。地震と津波については、自然に起きてしまったこと、取り返しがつかない事件だ。 一方、原発事件は現在進行中の人為的要素を多分に含んだ事件だ。このことは、今この記事を…