2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

価値 5

私を規定することは難しい。私は、立場であり、物の見方であり、受け止め方であり、反応である。 私は刻々と変化しているが、総じて同じ私でもある。小学生の私も、高校生の私も、社会人の私も皆私である。 何が私を継続させているのだろう。記憶なのであろ…

見方 4

私を私が観察することで、観察している私と観察された私、どちらも私だが、次元が一つ上の私が生まれてしまう。観察された私は、過去の私となってしまう。観察しているのは今であるので、過去の私を思い出しているに過ぎない。どうしても記憶の中の自分、想…

層と泡 3

私を場所や関係として考えるとどうだろう。 私が見ている風景は、今は自分の部屋だ。この部屋の風景と音が全て、ドアを一つ開ければ、違う部屋に続いているが、ドアを開ければ、そこが月の上であろうが、水の中であろうがドアを開けない限り、本当にそこに自…

世界 2

私が見る世界。私を構成する世界。私を構成する世界とは、私が眺める風景、風景には、言葉どおりの視覚を含めて私が理解する世界のことだ。 世界は、私から見た世界しかない。反対に私を世界の側から見ることはできない。自分の目は自分で見ることはできない…

わたし 1

私って何だろう。 鏡なしに私が見える姿は、自分の手足くらい。目をつぶればどうなるか。 目を通して見えるところから、世界が見える。見えた世界が自分か。 視覚がなければ、音、思考が自分か。思考は自分だろうか。思考は言葉で成立しているが、言葉が自分…

自転車

自転車で知らない道を走る。ひたすら、目的などないのだが、走る。別に自転車マニアでもないが、自転車をこぎ始めると無心になる。もちろんこいでる途中もつまらないことも考えたりしているが、普段はいつも何か考えているが、自転車をこいでいる間は、考え…

はじめ

日々の生活で、これということもなし。大河ドラマなどを見ていると、大きな目的のために人は、生きていると思えるが、実は正反対、生きることが目的だ。 日々、小さなことをして生きているが、それに満足しつつ生きることも、ほとんどの人がそのように生きて…