2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

世界の変化

見た目に世界が変わった様子はないが、世界に放射能が撒き散らされた後に見る世界は、何故かどんよりとしているように見える。空や雲を見てもきれいだと思うことよりも、この空気の中に放射能が拡散されていると、世界中を小さな粒子が巡っていると思うよう…

意味と私

以前に生きる意味を考えた。で、今日は意味について考えよう。 意味を考えろ。意味ねえ。何の意味があるの。意味について、日常でも自分がやっていることの意味を考える時がある。仕事に行く前には、働く意味について考える。簡単に言えば、働くのが嫌でそ…

道徳と倫理、そして空気

小学校では道徳を学ぶが、倫理は学ばない。その後も、当人が選択しない限り学ぶことはない。 倫理学は、行動の基準として何が正しいか。正しいとは何であるかを考える学問だが、ここでの倫理は、論理的に検証され議論を経て一定の結論が導かれる。倫理学で…

希望

コンクリートと鉄できた巨大な箱が爆発し粉砕された。この箱からは文字通りに災厄が飛び出し、日本を、世界中を汚染した。そして、この残骸にも希望が残っていた。 日本のIAEAへの報告に見られるように「地震は大丈夫、津波が悪い。」「津波対策すれば大丈…

学びというもの

君が代条例が大阪府で可決された。ここで君が代の是非は問題にしない。 問題は、学びの中での強制が、本質的に役に立つかということだ。 私にも親に言われて勉強をしたという記憶はある。一定の強制がなければ学習が成立しないという考えはある。しかし、強…