2017-01-01から1年間の記事一覧

第9の感想

昨日は、第9を聴きに行ってきた。妻と上の子と3人。私はクラシックファンなのだが、妻と子はそうでもない。だが、妻も子も第9だけは好きなようだ。さすが、万人受けするだけのことはある。名曲なのは間違いないのだが、私は第4楽章が冗長で、テナー独唱…

プリンを作る。

今日は、朝からプリンを焼いた。これまでにも何度か焼いているので、簡単と考えていたが、湯煎のケースの変更と、作る量を増やしたことで焼き加減がきまらず、焼き直しをして何とかおさまった。 子どもの頃、プリンは憧れで給食のメニューで食べるくらいで…

因果関係について めも

上の子は塾で講師のバイトをしているのだが、入試試験の国語の問題に因果関係についての評論があり、この評論の一部について分からないところがあるということだった。 読んでみると、因果関係は二つの連続する出来事であるが経験的に同じ現象が何度か続くと…

主語と述語と世界の関係についてのメモ

主語と述語の関係は、関数の関係f(x)にある。主語となるのがxで、述語になるのがf。 通常の文をy=f(x)の形で考えると、yとは話者の言いたいこと、出力、表現したいこと。右辺が、話者の文である主語xと述語fになる。 通常の文の表現では、y…

実在について

何が存在するかを考えることは、案外難しい。今、部屋ではブラームスの交響曲第2番が流れているのだが、ブラームスの交響曲第2番は、存在するのだろうか。 ブラームスの交響曲に、第5番は存在しない。彼は4曲しか交響曲を書いていないからだ。一方、ブラ…

めも

今日、日帰り温泉施設に行くと、幼稚園児くらいの男の子とお父さんさんが風呂上りの休憩場所にいた。子供が、喉が渇いたとジュースをせがんでいる。うちの子も風呂上りにソフトクリームを食べるか、コーヒー牛乳を飲むのが好きだった。 どうも、その子は買っ…

めも

昨日、もらい物の黒豆の枝豆を食べた。もう秋が到来している。自転車で走っても、寒さを感じるようになった。もう少しで冬になる。一年で好きなのは、この秋だろうか。 カラヤンのブラームス第三番を聴く。いかにもなのだが、秋の感じがする。自分の歳もいつ…

自転車行

昨日は、自転車で近くの川の土手道を散策。川のそばにある公園に立ち寄った。うちの子がまだ小さい時に、何度かやってきた公園。同じ遊具があることを確認した。ここで、子がこんなことを言っていたかなとか、自分自身も子供の自分に何度か遊びに来た記憶が…

愚か者を道伴れとするな

「愚か者を道伴れとするな。1人で行く方が良い。」 「真理の言葉」という仏典に出てくる言葉で、私は好きだ。意外だったのだが、上の子にこうい言葉があると伝えると、他者を愚か者と認定するのが気に食わないと言われた。 この話の始まりは、「他人の悪口…

言葉と世界

今日、近所の日帰り温泉施設に行った。風呂から上がって休憩場所に行くと、先客が1人でテレビに向かって相づちをうったり感想を言っていた。変わった人だと思ったのだが、次々と考えることが口から出てしまうのだろうか。 人は、予め考えを持っているように…

意味は存在するのか

意味は存在するのか。抽象概念は存在するのだろうか。世界に存在するのは、個々の物だけ、人が考える思考の結果、概念のように抽象的なものは存在しない。そのように考えるのは、いわゆる唯物論だが、そうすると、意味というものも存在しなくなる。 意味とい…

めも

世界というものがどういう構造をしているのか知りたいと思っている。世界の在り方、自分が見ているこの世界が、どのような物なのか。それが知りたいと思っている。自分が死ぬ前に、世界の構造が理解できればと思うが、この問題設定さえも漠然とした問いのよ…

めも

4月から、下の子が地方大学に入学したので家の中が少し寂しい。小さな頃を思い出すことが多い。家族旅行には毎年でかけていたので、どこそこに行ったという思い出がある。それも大学入試で去年はどこにも行かず。一昨年も節約のため家族旅行は中止した。 今…

われおもう、われはあるか。。。。。

「我思う」と言う時、それを言う私には、言葉が必要だ。「我」、「思う」という概念、この概念は、私の第1言語(日本語)の習得によって初めて言える言葉だ。 そうすると、「我思う」という発言の前に、日本語の存在が前提されている。我思う以前に日本語が…

前期試験で合格

下の子の大学受験、元々の志望校とは違うが、前期試験で見事合格。 地方大学へ行くことになるので費用は余計にかかる。この点、難易度の高い元々志望していた地元校を受けるか、第2志望の地方大学を受けるか、かなり下の子は選択に悩んでいた。地方大学に行…

旅の仲間

下の子の大学受験の付き添いと、住まい探しで2泊3日の旅行をした。旅行と言っても、大学の受験会場の下見に、受験日の保護者説明会、翌日は住まい探し、自分が遊ぶ要素はない。子と3日間一緒にいたのだが、こういう機会はもうないかもしれない。とかく疲れる…

めも

下の子の大学受験、前期試験が終わった。地方大学を受けたので、付き添いに行った。もう付き添いがいるのもこの歳までだろう。後は自分でやっていくだろうと思う。これは受かっていればだが。 現地で、合格した時の住まいを確保してきた。これは大学生協を利…

私達が知ることができるのは、私達は何も知らないということだけだ。

最近読んだ本(言語哲学入門から中級まで・ライガン)に、自分が言ったことは含めないということが書かれていたのだが、その中に「私達が知ることができるのは、私達は何も知らないということだけだ。」という一節があった。考えてみて少し面白かったので、…

イザベルファウストSACDの感想

年末にイザベル・ファウストの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータ全集を買った。SACDでとても高価なので、大分迷ったが買ってよかった。 SACDも効果のあるやないや色々言われているけど、聴いた感じがどうもアナログレコードのような音がしている気がす…

アイデンティテイというもの

アイデンティティという言葉、どうも昔からこの言葉が好きではない。この言葉を言う人は、単純にアイデンティティという物が存在しているとでも思っているのだろうかと、昔から思っていた。 自分を自分たらしめているもの、そんな唯一つのものなどないし、様…

大学受験について

高校生の息子が大学受験真っ最中、受験校も決まった。難しい挑戦をするか、現役合格を目指すか。難しい選択、こちらにとっても難しい選択、現役合格を目指すと地方大学になるので、仕送りが必要になる。理系なので院も含めると6年が必要。学費と仕送りと足…

分岐点

今日はセンター試験2日目、下の子がこれを受けている。前日の試験が新聞に載っていたが、これを8割解くとか、良ければいいのだが。 今、人生の大きな分岐点にいるのは確か、A大学、B大学、どこへ進学するかで今後の人生が大きく変わる。どちらの選択肢が…

バッハのシャコンヌと観想

毎年、年末年始はクラシックを聴いて過ごしている。今年は、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータが私の流行である。 これは、私なりの瞑想のようなもの。私は神を信じていないのだけど、バッハやブルックナーを聴くと何かそこにいそうな気がする…

めも

正月休みも今日で終り。何をするのでなく過ごした休みだ。毎年、何か本を読む。今年は、サールの「心の哲学」を読んでみた。面白さ的には微妙なところ、結局、入門書なので分かったような分からないようなところがある。面白い本だと結構さくさく読めるのだ…