2015-01-01から1年間の記事一覧

安倍と全体主義

安倍は全体主義者か? 彼の話を聞いていると、訊かれたことには答えない。同じフレーズの繰り返し。訊かれたことには答えずに、自分が好きなことを何度でも言う。 彼の特徴であるのだが、こんな全体主義者がドイツにいたのだが、そのまんま同じ。 彼が、日本…

全体主義について

最近、アーレントの本を読み始めた。彼女の本は、読みづらいところがあるのだが、その指摘は面白いところが多い。 本を読み出して、全体主義や悪について考えているのだが、全体主義が悪を生み出すのか、悪が全体主義を生み出すのか。アーレントは、ナチスと…

台風の通過ときな臭い世の中

台風が過ぎて、今日から夏らしくなるのだろうか。 例年、家族で夏には旅行に行っていたが、今年は行けるものか分からない。 上の子も、下の子もそれぞれ予定があり、忙しい。8月末ごろに都合がつくだろうか。 安倍政権のもと、解釈改憲が行われているが、自…

人の善性と水の性質

「水は低きに流れ、人は易きに流れる。」 アニメの攻殻機動隊に出てくるセリフで、言いえて妙なので気に入っていた言葉なのだが、これは老子の水の例え話かと思ってきたのだが、どうも違うらしい。 子が高校で孟子の一説を習って紹介してくれたのだが、 人が…

悲しいことが好きなのは、何故

子 何故、悲しい物語や話を人は好きになるのだろう。そんな話を聞いて何がおもしろいの。何でそれを聞きたがるのだろう。TVでも、子供が幼くして病気でなくなるような話をしていたり。 父 悲しいことが人は好きなんだと思う。滅びの物語は昔から人に好まれ…

存在の意味2

存在を切り出しているのは、一つ一つの言葉だ。私が何かが存在するという時、例えばコップがある。白い皿がある。とか、それぞれ何が存在しているかを言及するのは言葉である。 その言葉が規定するものが存在とした感じられる。例えば、トヨタとかソニーとか…

存在する意味

「人が存在する」ことの意味を考えると、存在することの意味自体をまず考えることになるのだろうと思う。 存在するということは、単純に分かっているようで、考えると難しい概念だ。 何が存在するかを考えると、物理的に全ての物は素粒子まで還元されてしま…

週末は料理

今日も、料理を作っている。初めて作るがフィレンツェ風ラグーだ。これをパスタにからめる。 そこそこ上手くいっている様子。 昨年、上の子が大学へ進学し、下の子も塾へ通っている。昨年からくらべて給料は上がっていないので、お金のやりくりも難しい。一…

プライベートライアン鑑賞

今日は、プライベートライアンを午前に見て、今、下の子が同じものを見ている。 Dデイを描いた映画だが、多くの人が簡単に死んでいく。 今の日本は、海外派兵へと踏み出そうとしているが、また、ネットやテレビでは意気軒昂な賛成意見が見られるが、 実際に…

愚民

愚民という言葉をどう思うだろうか。 最近の、安部政権は愚民政策を邁進しているように思う。 対外的に強硬路線、国粋主義的論調を使用して人気取り。金持ちはこんなところには興味がないと思う。 むしろ教育レベルの低い人ほど、これに乗りやすい気がするが…

子のアルバイト

昨日、下の子(高校生)がアルバイトをすると、明日、行ってくる、と言い出した。 そして、今朝早くから出かけていった。 友人の父が関係しているアルバイトらしいのだが、派遣会社がどうこう言っているのだが、雇用関係は子にも分かっていない。(働く場所…

今日もサイクリング

今日も自転車に乗って、堤防を走ってきた。というか、ゆっくりと歩んできたかのような感じ。 自転車には乗るのだが、歩くより少し早いくらいで漕いでいるだけ。 走ると言うよりも、歩む感じ。 この感じが心地よい。進んでいるあいだ風景を楽しむのが、多くの…

子供のスマホ

子のスマホの調子が悪い。扱いがぞんざいなので、子にはそう指摘するのだが、子にとっては、スマホはズボンのポケットにそのままつっこんで置く物らしい。 子が言う「いけいけ」の感じの人はそんな人なのだろう。スマホは携帯ホルダーに入れたりしないものら…

堤防沿いを走る。

自転車で堤防沿いを走ってきた。 川の流れを見ながら、歩くような速さで進む。休日で、野球にサッカー、ラグビー、少年チームの練習がさかんだ。 いつもの風景であるが、この何年も同じ光景がある。多分、20年くらいまえから、あるんじゃないかと思う。 年々…

存在と時間からの一考

「頽落している自己を見つめるのが、本来的自己であるのだが、」(翻訳に、この表現はそのままはない。)というような表現は、世間の中での役割、与えられた肩書きから見た自分を、離れたところから見直す自分が、本来の自分、この本来の自分は可能性として…

普遍の意味

私の理解があっているのか心もとないが、色即是空、世の中の形というものは何もない。空であり、無常であるという考えがあるが、普遍論争での論点もそんなところにあるのではないかと思う。どこか共通点がある。 普遍論争では、唯名論では普遍など存在せず、…

労働の意味一考

労働の意味、働くことの意味をよく考える。好きでもない仕事を続けているのだから、よく考えるのも当然と言えば、当然。日常の必要を満たすため、衣食住を得るために労働が必要であるのは当然である。 これが、労働のそもそもの意味、この上に何かを加えると…

残業代ゼロ法案閣議決定と海外派兵 どちらも根は同じ

残業代ゼロ法案が閣議決定された。 時代の終焉、というよりも労働者総奴隷化の時代の始まりになる一つのメルクマールが今日だろう。 派遣業法もそうだったが、労働基準法で禁止する事項を合法化、今回も同じく合法化。 派遣業法は今では、どんな仕事でも派遣…

好みの問題

子 パパって変わってるよね。 父 みんな変わってそれでいい。って、もみ上げの手話アナウンサーが言ってたよ。 子 それって、みんな違って、みんないい。で金子みすずさんの詩じゃないの。 父 そうかな。みんな違ってみんないいと言って、済ますのも問題はあ…

河川敷で思うこと。

今日、久々に自転車で、河川敷を走ってきた。 多くの人が、それぞれに過ごしている。対岸では、少年野球、こちらではサッカー、大人達が集まって宴会をやっている。 皆、それぞれの思いをもって生きているのが分かる。それぞれに生活があり、休日を過ごして…

仕事のこと

駅まで原付で通っているのだが、ここの駐輪場の係りの人がいつも声をかけてくれる。 おはよう、とか、行ってらっしゃい、お帰り、気をつけてとか。 何も言わなくても、仕事にはなると思うのだが、気持ちよく声をかけて仕事をされている。 お金がどうこうとい…

何が存在するのか。

何が存在するのか。実在するものが何かを考えている。世界には、実在するものがあると、考える。その実在するものとは、なんだろう。 世界の全てが実在するというのが、シンプルな答えだが、世界の全てが実在すると考えると、世界全体が一つのもの、世界を区…

夕食など

今、妻が夕飯の食事をしてくれている。 土日は、昼を私が作って、夕飯を妻が作ることが多い。私は料理好きなのだが、昼を作って夕飯までとなるとしんどいので、夕飯は妻が作ることが多い。 何のことはないことだが、日々の中に、食事を作ってくれる人がいる…

現実と言葉の間つづき

現実と言葉の違い、これはリアルに違う。言葉が示すものが現実と考える。現実を見ていると考える。この考え、「現実を見ているという考え」のもとには言葉が存在する。すると言葉は、言葉=現実でない限りは、現実と一致することはない。 どのような言葉も、…

現実と言葉の間

真理とは何か、最近の読書のテーマは主にこれを中心にしている。 私が正しいと思っていることは、現実を映した言葉をもとに正しいと考えているのだが、正しいの判断の前には、事実の把握が必要だが、この事実が正しく把握できているのか。これが真理のテーマ…

愛車のこと

うちにある車は、もう20年超えである。 結婚する時に買ったもので、このため愛着がある。その上、奥さんに半分のお金を出してもらったというか、一緒に買ったか、買ってもらった車だ。それまでにも、車は持っていたのだが、中古車を乗り継いでいた。 初め…

言葉と世界

言葉から世界に迫る、というか言葉からしか世界を理解できないというか。 世界を理解するために、哲学を学ぼうとすると、世界を理解するために言葉で世界を考えると、世界は言葉に分割されていく。世界を言葉で理解しないままに、そのままに世界を理解するこ…