残業代ゼロ法案閣議決定と海外派兵 どちらも根は同じ

    残業代ゼロ法案閣議決定された。

   時代の終焉、というよりも労働者総奴隷化の時代の始まりになる一つのメルクマールが今日だろう。
   派遣業法もそうだったが、労働基準法で禁止する事項を合法化、今回も同じく合法化。
   派遣業法は今では、どんな仕事でも派遣で対応できるまでになっている。しかも9月にはこれも法改正して、無期限で派遣を雇うことができるように合法化する予定。この流れは、残業ゼロ法案も同じだろう。
 派遣労働者が、賃金をもらう奴隷と化しているが、残業ゼロ法案では賃金を必要としないまさに奴隷、社畜を生み出すことになるだろう。
 この政権を嬉々として、成立させた日本国民というものは何なんだろう。
 消費税をあげ、実質賃金を下げる政策をとる。
 自衛官は、海外派兵をする時代、この時、現場に行く自衛官は皆、労働者出身の低賃金層の出身だ。
 そして、彼ら自体も低賃金被雇用者だ。
 日本は、徴兵制がないから、金持ちの子弟が海外へ派兵されることはない。
 海外へ派兵されるのは、やはり低所得層出身の低賃金被雇用者だ。
 日本は、今、格差社会の完成を見る一つの出来事の真っ只中にいる。