プライベートライアン鑑賞

今日は、プライベートライアンを午前に見て、今、下の子が同じものを見ている。
Dデイを描いた映画だが、多くの人が簡単に死んでいく。
今の日本は、海外派兵へと踏み出そうとしているが、また、ネットやテレビでは意気軒昂な賛成意見が見られるが、
実際に、戦闘になれば人は簡単に死んでしまう。活躍してから死ぬのは、ほんの一部で、多くの人が何もしないうちに死んでしまう。そして、その死には意味は無い。多くの人が意味をもたらそうとするが、死という事実があるだけで、残された人が自身の希望や、イデオロギーのために意味を創作するだけだ。
後方部隊であれば、安全というのも詭弁に過ぎない。正面の強い敵を叩くよりも、後方の脆弱な補給部隊を叩くのは、三国志でもよくでてくる基本中の基本、狙われるのは間違いない。
機関銃で撃ちすくめられた状況で、都合よく撤退するのは至難の業だろう。
きな臭い世の中になってきた。
橋下が都構想に失敗したのが、せめてもの良いニュースだ。