分岐点

  今日はセンター試験2日目、下の子がこれを受けている。前日の試験が新聞に載っていたが、これを8割解くとか、良ければいいのだが。
  今、人生の大きな分岐点にいるのは確か、A大学、B大学、どこへ進学するかで今後の人生が大きく変わる。どちらの選択肢が良いか、全く分からない。一般的に言って、こちらへ進学する方がいいんじゃないかということが言えるだけ。所謂、良い大学へ進学しても、災難に出会わないことが保障されるわけではない。蓋然性から見て、社会的評価の高い環境が得られるであろうことが言える。それは蓋然性でしかない。B大学へ行っていれば、という可能世界も存在するのだが、A大学へ行った時点で覗く可能性はなくなる。これはどちらへ行っても言えることだ。
  毎日の選択についても、基本は同じ、何か選択をする度に自分に在りえた可能性を一方閉ざしながら、現前する可能性を見る。
  何が良かったかは、自分を振り返っても分からない。もっと違う人生が無限にあったように思う。これからの選択でもそうだ。その中で、選択をしていくのだが、結局どの選択が良かったかは決して分からない。
  とりあえずは、当人が満足できる選択をその与えられた場面ごとにしていくしかない。これから、当人が満足できる選択ができるように応援をしたい。
  どんなことでも、後悔はあるし、あの時こうしていればということがある。その時、よく考えて判断していたならそれでいいだろうと思う。
  私の場合は、よく考えてなかったなとか、今思うと的外れな考えで選択していたなと思うことが多い。それで、今の生活、無限にある選択肢、分岐点から今があるのだが、ほんの少しでも違っていたらと考えると、恐ろしいとも思う。なるべくしてなったのだが。。。。。