めも

  今日、日帰り温泉施設に行くと、幼稚園児くらいの男の子とお父さんさんが風呂上りの休憩場所にいた。子供が、喉が渇いたとジュースをせがんでいる。うちの子も風呂上りにソフトクリームを食べるか、コーヒー牛乳を飲むのが好きだった。
  どうも、その子は買ってもらえない。お父さんは、「買わない約束だろ。」と言っている。先に約束を、何か約束があるようだ。約束を守ることは大切なのだが、風呂上りに喉が渇くのは自然な欲求なので、そこは買ってあげたらいいんじゃないとか、傍から勝ってなことを考えていた。
  子供が一緒にお風呂に行ってくれるのは今だけなのだけど。。。 子が小さい時は黄金の時。
  この時は過ぎ去るもので、うちはもう黄金というよりも、まだ輝きはあるが、黄昏に入りつつある。
  下の子、上の子ともに大学生、上は来年は院生さんだが。これもあと何年かで卒業、この後は私の手を離れる時期になる。
  下の子は、幼稚園児の頃だっただろうか、戸隠神社の参道で先に歩いていって、知らない爺さんとばあさんにカキ氷を食べさせてもらっていたことがある。
  こんなことを思い出すのも、小さい子がいるというのは、かけがいがないことなのだと思う。