子との対話(数の不思議)

昨日の夕飯の会話です。事の始まりはよく分かりません。

子 5個のタイルと5個のタイルを足せば10個のタイルになるから、5+5=10が分かる。
私 タイルが5個あることから、5を発見することは難しいよ。小学生が、初めて数を教えてもらう時に、タイルが5
  個あることから、5という数字を見つけることは以外と難しい。私なら、タイルは5個あるけどそれが5とは言えな
  いのじゃないかと聞いてみたくなるけど。5個と5は違うんじゃない。5個たす5個は10個だけど、このことから
  5+5=10は言えないじゃないか。
子 タイルじゃなくても蟻にしても答えは同じだから、5個から5は言えるよ。
私 蟻と人だったらどうなる。蟻5匹にヒト5人を足すと10個になるのかな。10ライフでしょうか。
  コップの水にコップの水を足しても、量は増えるけど1にしかならないよ。1リットルの水とヒト5人を足すと何て
  答えになるんだい。
子 蟻とヒトは10個でいいんじゃないか。水とヒトそれは単位が違うから単位を揃えないとだめだろ。水1リットルにヒトの体積を足すことができるだろ。
私 ヒトを60リットルとしたら、水1リットルにヒト5人を足すと、301リットルになるのか。何かおかしくない。
  水の1リットルとヒト1人は全く違うんじゃないか。どうして、違うものから同じ1を見つけることができるのか不思議じゃないか。
子 机の上の皿は数えることができるじゃないか。
私 このワイングラスは数えるのかい。
子 それは皿じゃないだろ。
私 ここに、お茶碗がおいてあったら、それは皿に数えるのかい。何を数えるかは人が決めているだろ。
子 ん。。。。
私 この机の上にあるものを数えてくださいと言われたら、数えることができるかい。
子 何を数えるか、単位を決めないと、数えられないだろう。
私 原子や分子の数まで数えるとか言うこともできるからね。
      先に何を基準に数えるかを決めないと、数は数えられないし、数えられない人に数の数え方を教えているは
  ずなのに、初めからタイルを5個を数えさせるのっておかしくないか。小学校の問題でも、よく考えると結構難しい問題があるよ。
子 そんなことを言う小学生いないだろ。パパだから言うんだろ。